なんだかわかりにくい「ドコモ光パック」と、シンプルな「auスマートバリュー」

docomo-hikari
「とても分かりにくいんですけど」――。NTTドコモが29日に発表した「ドコモ光」の料金は、ライバルのKDDI関係者が思わずつぶやいた言葉に象徴されるように、非常に難解で複雑なプランとなった。こうした料金プランを発表せざるを得なかった背景には、最近のドコモが繰り返してきた迷走が凝縮されている。


ドコモ迷走の集大成 混乱必至、難解な「セット割」:日本経済新聞
一言で言えば、「ISPとの関係や減収を止めたいドコモの台所事情」、そして「NTTグループ内での立ち位置」など、さまざまな“しがらみ”が、複雑な料金プランとして露骨に表れてしまっているのだ。しかも、そんな料金プランが固定通信の大きな商戦である新生活シーズンにいきなり始まるとなれば、販売現場の混乱も予想される。


石野純也のMobile Eye(1月19日~30日):「ドコモ光パック」はなぜ複雑に?――各社の“光コラボ+モバイルのセット割”を読み解く (1/2) – ITmedia Mobile
 田中社長は、「スマートバリューは(モバイル回線当たり月額1410円割り引くという)シンプルで一人ひとりがお得に感じるプラン。(家族単位を基本に割り引きする)NTTドコモのセット割とは、いみじくも違いが鮮明になった」と説明する。


ニュース – KDDI田中社長がドコモのセット割に勝利宣言、「我々にはやすやすと追いつけない」:ITpro
「現時点においては、auスマートバリューは、シンプルで、それなりの割引額が入っているので、優位に戦いを進められるんじゃないか」と田中氏は自信をのぞかせる。一方、ドコモ光パックは割引期間に制限がないが、auスマートバリューの割引額が最大2年間(3年目以降は減額)であることについては「検討課題だ」とした。


「auスマートバリューで優位に戦える」――KDDI田中社長が光回線とスマホのセット割にコメント – ITmedia Mobile
KDDIが反論の具体例として挙げたのが、15GBを家族3人でシェアした場合だ。ドコモ光パックは“セット割”でプラン分の1800円しか割り引かれないが、auスマートバリューなら1回線につき1410円の割引が人数分だけ受けられるので計4230円の割引額になる。


KDDI、家族シェアより「回線ごとの割引」 ドコモ光パックに対抗…スマートバリューアピール (1/2ページ) – SankeiBiz
【ドコモ光パック】auスマートバリューと比べて優位性は?→加藤薫社長「簡単には言えない」 | auとかデジ
Check
  • 光回線とモバイルのセット割り引きで先行する「auスマートバリュー」。2012年3月にスタート。今ではauスマートフォンユーザーの48%が利用するまでに浸透し解約率も低い傾向。
  • ドコモが開始するセット割り引き「ドコモ光パック」に対して、KDDI田中社長は「強い思い」を持って開始したauスマートバリューは「そうやすやすと追いつかれないんじゃないか」と自信をみせる。
  • auのスマートバリューは最大2年間月1410円を割り引き。モバイル側の1回線毎なのでわかりやすい。
  • ただし、auスマートバリューは3年目以降に割引額が934円(永年)に減額されてしまう。ドコモは減らないが、その点は「検討課題」との事。