
左がPENTAXのK-30(650グラム)とsmc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR(405グラム)。右が富士フイルムのX-T1(440グラム)とフジノンレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR(490グラム)。フジノンの方は箱からして大きいです。



テレ端ニョッキリ158mm。


X-E1に付けるとこんな感じ。
XF18-135mmはやけに強気な価格設定だなぁと感じたのですが、検討時点ではXマウントで防塵防滴というとこのレンズが唯一だったのと(その後XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRやXF 16-55mm F2.8 R LM WRがレンズラインアップに追加)、またキャッシュバックもありましたので購入。
PENTAXのDA18-135mmだって別に悪くはないレンズなのですが、周辺の描写と光量が気になって躊躇したくなる場面がありました。XF18-135mmならワンランク上の描写という感じでAFも快適。さらにこのレンズの強味として世界最高5.0段の手ぶれ補正がありますので(あまり頼みにしてると写真が下手くそになりそう)、強気な価格設定というのも、まぁわからんではないなぁと。
XFレンズ群において特段賞讃されないレンズかもしれません。防塵防滴を無視できる場合、この予算であれば素敵な単焦点レンズの方を選択し、ボカした画像でも撮ればわかりやすく感動できるでしょうし…あとはサイズ面もあります。ギリギリ許容範囲ではあるのですが、せっかくの小型ボディという長所を損なう方向ではつまらんと思うのです。じゃあ小さくするから描写はあきらめ手ぶれ補正も外していいか?と問われれば、答えはNOなのですが…。
できればXF18-55mm、これを防塵防滴にしてくれませんかねぇ(安くて軽いXC16-50mmとの差別化の為にも)。XF18-135mmを使い出したら、XF18-55mmのレンズを再評価したくなりました。標準ズームとしてはよく映るのと、なんだかホッとするというか、私の用途の場合あらためて撮り歩き時のサイズ・重量バランスも大切だなぁと感じた次第。
PENTAXの方は価格が魅力。2015年1月現在、PENTAX K-3と18-135のレンズキットが価格コム最安で約11万8000円、K-50(こちらも防塵防滴)と18-135のセットなんか約5万5000円で手に入っちゃいます。K-3と18-135の組み合わせの場合、描写がかなりよくなるともききますし、一層パワフルな「防塵防滴」が要る日はPENTAXに任せて使い倒す、という選択肢もアリではないのかなぁと。やっすいのぉPENTAX。
追伸.1
次回は「防塵防滴」の記事をUP予定。
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