なぜauは、iPhoneでつかうLTEの人口カバー率を公表しないの?

4G LTEの実人口カバー率誤記については「あまりに情けない」と田中社長。
au 4G LTE
田中社長は、「これからの端末は、ベースバンド(800MHz)と2GHzのハイブリッドになっていくため、キャパシティは(両帯域で)相互に補完という形になる」と補足。「無線ネットワークはキャパシティをユーザーでシェアすることになるので、トラフィックがあまり発生しない場所は、3Gでも十分な速度を確保できる」と話す。

 同社は、800MHz帯をベースバンドとして広いエリアをカバーし、2.1GHz帯LTEはトラフィックが集中するエリアで重点的に整備する方針でエリア拡大を進めてきた。2.1GHzのカバー率は、2.1GHz帯をベースバンドにしている他社との差が大きいようで、「接続率の比較軸になることを少し恐れている」ため公表を控えているという。

au版iPhoneのカバーエリア誤記「あまりに情けない」 KDDI田中社長 – ITmedia ニュース
実人口カバー率では、800MHz帯の4G LTEにおいて96.4%を達成。「2014年3月までに99%を目指す」とした。なお、iPhoneで利用する2GHz帯のLTEサービスの人口カバー率については「公表していない」(田中社長)とした。

 田中社長は、「800MHz帯は、隅々までつながることを重視し、2GHz帯は、トラフィックが集中するところに重点的に打っていき、都心部から郊外、地方へと広げている。無線ネットワークのキャパシティは、ユーザーがシェアすることになる。2GHz帯の通信ネットワークを考えたときには、ユーザーがたくさんいるところに重点的に配置し、地方などの人が少ないところでは3Gでも十分使える速度を確保する。今後の端末の発表を考えても、この考え方で間違いはないと考えている」などとし、2GHz帯においては、人口カバー率が優先テーマではないことを理由に、公表しない理由を説明した。

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2014年3月までに「99%」という数字は結局Androidスマートフォンについてでして…iPhoneの方は引き続き公表せず。で、なんで公表しないのかというと、あくまでもauの場合は広く繋がる800MHz帯がベースで、混んでるところに2GHz帯を重点配置。なので2GHzをベースでやるところとカバー率だけで比較されるとコワイというオハナシみたいです。白犬にCMでしつこく叩かれては、たまりませんものね(笑)。ただこういう方針の説得力も、障害が続いていけば聞く耳をもたないのです。決算の方は増収増益との事。