国内の携帯電話事業が伸び悩むなか、NTTドコモは、契約者が9億人を超え中国に次ぐ規模のインド市場に参入しましたが、およそ5年で撤退する見通しとなり、海外戦略の抜本的な見直しを迫られることになります。
NTTドコモ インドから撤退へ NHKニュース
ドコモがインド携帯事業から撤退 現地合弁の保有株を1200億円で手放す – SankeiBiz(サンケイビズ)
「また海外に手を出して大やけどをするつもりか」
NTTドコモの旧国際投資部門出身のある中堅幹部ははき捨てるように言う。
NTTドコモの懲りない海外投資:FACTA online
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Check2009年3月、インド携帯5位「タタ・テレサービシズ」に約2600億円出資。 市場は巨大だが、激しい値下げ競争とすすまない周波数再編もあり赤字経営から脱却できず。ドコモは撤退を決断し、保有株を1200億円で売却の見通し。 過去、ドコモはアメリカ(AT&Tワイヤレス)やオランダ(KPNモバイル)などで1兆5千億円を溶かす。 海外事業の中核を失い、戦略練り直しへ。